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こんにちは、谷町四丁目N’sデンタルクリニックです。
当院では、妊婦さんの歯の治療は勿論のこと検診を行っているのですが、先日来られた妊婦さんからこんな質問がありました。
『妊娠中に食べるもので、赤ちゃんの歯に影響する事とかありますか?』
可愛いわが子に会える日を楽しみにしてらっしゃる妊婦さんからの質問でした。
確かにお腹の赤ちゃんの歯を丈夫にするには、妊娠中にどのようなものを 食べれば良いのか?気になりますよね(^^)
今回の記事はこちらの内容で更新致します♪
赤ちゃんに歯が生え始めるのは出生後、6~9カ月のころ(個人差があります)です。
妊娠6週目で早くも歯の基礎になる組織が胎児に認められるようになります。なので、お母さんのお腹の中にいる間に赤ちゃんの歯のは大部分が完成している事になります。
歯のための栄養素としては一般的にカルシウムが重要視されていますが、これは歯の石灰化(歯の表面や内部に硬い組織が形成されること) にカルシウムやリンが豊富に必要だからです。
カルシウムはひじき、チーズ、小魚、牛乳などに、リンは牛肉、豚肉、卵、米などに多く含まれています。歯の形成、発育のためにはこれら無機質の他に、たんぱく質やビタミン類も必要です。
たんぱく質(魚、卵、牛乳、豆腐)は歯の 基礎になる構造に必要ですし、ビタミンA(レバー、豚肉、ほうれん 草)はエナメル質の土台となり、ビタミンC(かんきつ類、サツマイ モ、ほうれん草)は象牙質の形成に大切で、
ビタミンD(バター、卵 黄、牛乳)には石灰化を調節する働きがあります
。妊娠中に必要なカル シウムの摂取量はやはり普段より多く、1日あたり1グラムとされていますが、丈夫な歯のためにはカルシウムだけではなく、これらの栄養をバランスよく摂取することが大切なのです。
現在は、病院の母親教室などで、妊婦さんを対象とした栄養指導や歯科の健診、指導も行われています。
妊娠中の歯科治療は慎重に行いますので、どんな些細なことでもお気軽にご相談下さいね★
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